2012/02/14 23:02
バレンタインと読書の記録

今年のバレンタインは「OSUYA」のチョコとお酢の詰め合わせにした。タマは「飲むお酢」が好きだし、最近は健康面も気になるので、今年はお酢で健康バレンタイン。昨日の夜、お酢をプレゼントしたら「俺が全部飲む!」と息巻いて喜んでくれたのでよかった。
さて、本を数冊読んだので記録。
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人間失格/太宰治 ラジオで中学生に読んでほしい本として、悩んでいるのは自分だけじゃないということをこの本を読んで知ってほしいと紹介されていた。それを聞いて、人間失格ってそんな本なの?と思ったのがきっかけで読んでみた。 人間失格は、太宰治の遺書のような本らしく、こんなダメな人間もいたんだという記録を残すために書いたそうで、これを書きあげたら死ぬつもりで、実際、書きあげてまもなく自殺してるんだよね。読んでいて著者のもつ闇の深さになかなか読み進められなかった部分もあったけど、「自分だけが周りと違う考えを持っていて感覚が違うんじゃないか」とか「周りの人の表裏の行動が極端に恐ろしく感じる」という感覚はまったく理解できないというわけではなかった。 太宰治は、小さいころから素の自分を隠しておどけていて、青年になっても不安定で何度も自殺未遂をしたりしていた。そういう人生だったというのは初めて知ったし、ほかにどんな文章を書く人なのか興味も湧いた一冊だった。 |
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文明の子/太田光 これもラジオきっかけだけど、本人がとにかく読書家で本への愛情は普段からもよく聞くんだけど、この本のことを話す太田さんはすごく真摯な感じがして、1文字1文字を大事に綴ったんだろうなぁということがひしひしと伝わってきたので買ってみた。 始めのほうは、いいたいことが抽象的なのに説明が理屈っぽくて、私には難しいかな、と思った。著者の思いが「受け取ってくれー」と言わんばかりにあふれていて、こちらが感じるというより感じさせられる感がミステリー小説くらいしか読まない私には少し重く感じたりもした。でも、そういう風に感じたのは序盤だけで、中盤からどんどん読みやすくなっておもしろくって気づいたら読み終えていた。2回読んだよ。短編の小説が20個くらいあるんだけど、赤ちゃんポストの赤ちゃんを政府が育てて、、という話はすごい発想でおもしろいなぁと思った。 |
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二十四の瞳/壷井栄 2年程前、通信のスクーリングで京都に行ったときに教職科目の先生が「教師を目指しておいて二十四の瞳を読んでいないなんて信じられない」と怒っていて、その言い方自体は好きではなかったんだけど、そこまでいう本なら、、と思って買った本。そういう動機だったからか、読まねば、と思いつつ気づけば2年程放置していた。 始めのうちは、昔の小さな小学校とそこに赴任してきたハイカラ先生のほのぼのとした話で、「あのスクーリングの先生、自分の子供のころの話がただ懐かしいだけなのでは、、」と思いながら読んでいたけど、気づいたら内容に引き込まれていた。まず、主人公の先生が明るくって元気なポジティブ先生なのかと思いきや、周りの人の言葉で傷ついたり、泣いたり、自宅ではわがままを言う、「理想の先生」という感じではないところがよかった。8章あたりから戦争がはじまりだして、当時の子供たちが兵隊になり、そのときの教育方針とかまわりの環境がとてもよく書かれていて、戦争が引き起こす不幸は耐えがたくて、二度と繰り返してはならないと改めて思えるものだった。生徒を子供としてではなく二十四個の瞳と表現したこのタイトルがいいなぁ、と読み終えた後に思った。 |
以上、読書の記録でした。
Category:つれづれ日記











